1.一般的な50cm角のタイルカーペットの施工方法(張り方)を説明します。まず下地を確認して下さい。ごみや釘頭などが出ていないかよく確認しましょう。あればそれを取り除き平らな状態にします。
2.墨出しをおこないます。これはキレイに貼っていくために基準の線を引くことです。大工さんが使う墨壷でも構いませんが、チョークラインという安価なものが日曜大工センターなどで売っています。チョークの粉を糸に付け、それをポンとはじいて床に写し取るわけです。部屋のほぼ真ん中に1本の線を引くわけですが、これを基準に貼っていったとき、どちらの壁際にもあまり細い材料が入らないように注意して線の位置を決めます。今のが左右方向でしたら、同じ理由で縦方向の位置も決めます。この交差する位置が、1枚目のタイルカーペットの位置になります。
3.つぎに接着剤を、スプレダーという櫛目の付いた糊ハケで床の半分に塗っていくのですが、全面にのりを塗らない簡易的な方法もあります。それは接着剤GAセメントを台所洗剤の空容器に入れ、雨垂れのように部分的にのりを垂らしていく方法です。接着力はあまりありませんが、タイルカーペットは部分接着でもそれほど問題はありません。 全面に塗った場合、一般の方は接着剤を大目に塗ってしまい足りなくなることがあります。糊ハケの溝の部分が大きい場合は、やすりなどで削って小さくする方法もあります。(接着剤付きのタイプは糊をつけずにそのまま貼っていきます)
4.タイルカーペットを先程の1枚目の位置に置いたら、2枚目を横に置きます。このときに裏面に書いてある矢印を見て、1枚目が縦の時は2枚目を横にしてください。これを交互に繰り返して貼っていくとチェス盤の模様のようになります。市松張りという貼り方です。
5.壁際はタイルカーペットをカッターナイフでカットすることになると思います。これはメジャーで測ってカットしてもいいのですが、プロは少し違う方法でカットします。 壁際に新しいタイルカーペットをあてて一つ手前のカーペットをカットするのです。このとき切り落とした手前のカーペットが丁度ピッタリ壁際に入るのです。一度で切り落とせないので、線がついたら安全な場所にもってきてカットしてください。カットするタイルカーペットは縦横の方向性を間違いやすいので気をつけてください。 簡単な接着方法をお望みの場合は両面テープを部分的に貼って施工します。ただしこの場合でも床を傷つけずに剥がすことはできません。
6.ジョイントが目立つときはローラーで上から押さえてならしていきます。
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